ヨガ用ティンシャって?使い方、できるまでの製造過程を大公開!

極上の音色をお届け!ヨガ用ティンシャができるまでを大公開!

東京ヨガウェアでも人気のヨガグッズの一つ。
それが1点ずつスタッフの耳で確かめたヨガ用セレクトティンシャ。その音色の良さがインストラクターの方から口コミとなり多くのお客様にご安心いただきご購入頂いております。
そんな当店人気のセレクトティンシャについて、実際にどうやって作られているのか気になる方もたくさんいらっしゃると思いまして、ここでティンシャができるまでを大公開しちゃいます。
ちなみに当店取り扱い中のティンシャはネパール製。もともとはチベット仏教の法具として使われておりましたが、チベット製のティンシャは今ではなかなか手に入り辛いんだそうです。

ヨガ用ティンシャなら東京ヨガウェアセレクトにおまかせ

そもそもティンシャとは?

ティンシャとはチベット仏教の高僧や尼僧が旅の危険から身を守る魔よけとして実際に用いる法具のひとつ。
読経や瞑想の際などあらゆる場面でも使用されていて、現在ではヒーリンググッズとしてヨガクラスやリラックスを目的としたシーンで活用される機会が増え、より身近な存在になりました。

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ティンシャがかなでる選びぬかれた極上の癒し

瞑想から目覚める時、シャバアーサナの後、その場所の浄化をしたい時、心と身体を落ち着かせたい時など、多くのヨギーニに親しまれているティンシャ。その場の浄化や心の安定にも効果があると言われていますが、使い方や選び方で、その美しく済んだ音色が異なるということをご存知ですか?
そんな知れば知るほど魅せられるティンシャのあれこれをたっぷりとお届けします。

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音の違いがわかる2種類をご用意

当店ではその素材の違いで2種類のティンシャをご用意しております。実際にその響きも素材によって全然違うので、ぜひその良さを体感してください。一つは真鍮(しんちゅう)製ティンシャ。よくインド・ネパール系の雑貨屋さんなどでも目にする機会も多いティンシャです。真鍮製の魅力はなんといってもそのお手頃な価格帯。縁起のよいマントラのモチーフや鉢吉祥デザインは幸せを呼ぶと信じられており人気です。もう一つは、太陽系の惑星と関係のある、金・銀・銅・鉄・亜鉛・鉛・錫の7種類の金属を原料に作られた貴重なセブンメタルティンシャ。音の響きでは断然後者のセブンメタルティンシャがおすすめです。その分、ちょっとお値段も上がってしまいます。極上の音色をご堪能ください。

ティンシャの鳴らし方

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ティンシャをご購入頂いたお客様から質問いただくのが、「どうやって鳴らしたら良い?」といった質問。鳴らし方はそんなに難しくは無いですよ。

下の写真のような鳴らし方で簡単に極上の音が奏でられます。

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【1】一番オーソドックスな鳴らし方です。ティンシャのひもを持ち、その端と端を当てて鳴らします。

【2】シンバルのように裏面を当てて音を鳴らします。(当たりどころが悪いと、きれいな音が出ない場合もあるので、ちょっとだけ練習が必要かもしれません。)

【3】ティンシャと組紐のギリギリのところを持ちティンシャをクロスするようにして下のティンシャの縁に当てて鳴らします。(意外と安定感があって音の強弱もコントロールしやすいので、スタッフはイチオシの鳴らし方です。)

初公開!極上の音色なティンシャができるまで

音色も個性豊かで一つとして同じ音が存在しないのもティンシャの特徴。一点一点、本場ネパールのティンシャ工場の職人によって手作りされているからこそ、伸びが良く澄んだ音色が楽しめるのです!一連の流れで最大2組のティンシャしか生産できないというところも、職人技が感じられます。型取りからデザイン、仕上げにいたるまで全ての行程が手作業で行なわれており、ひとつひとつが職人のぬくもりを感じることができます。

それでは、ネパールの工場で実際に作られていくところをご覧いただきましょう。

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【1】
まずはティンシャの金型を作成していきます。マスターピースを使用して、金属を流し込む為の型を作成していきます。ここには細部にまで溶かした金属が行き渡るようにする為の企業秘密の不思議な粉を振りかけたりもしているそうです。

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【2】
ティンシャの型枠を取る為に、超微粒子の砂を使用し型枠の中に砂を盛っていきます。

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【3】
体重を利用し砂を押し込むようにしていき、表面部分を棒を使って平らに仕上げていきます。

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【4】
少々時間を置いてから型枠を外していきます。

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【5】
表側(柄のある方)になる面の型枠が完成しました。

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【6】
表面と同様に裏面になる部分の型枠をマスターピースから作成していきます。

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【7】
表・裏の型を組み合わせてティンシャの型枠を組んでいきます。

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【8】
溶鉱炉の中で金属が完全に溶けきるまで熱していきます。ものすごい熱い中での作業なので、職人さんの苦労がうかがえます。

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【9】
ドロドロに溶けた金属を先ほど組み合わせた型枠に流し込んでいきます。

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【10】
金属を流し終えた後、型枠をばらして砂をまぶしながら冷ましていきます。型枠から外したところはカワイイ木のようですね。この枝のようになっている部分をハンマーでたたいて分けていきます。

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【11】
バラバラにされたティンシャの山です。これから今度は綺麗なティンシャに仕上げていきます。

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【12】
一つずつ見ていくと先ほどの枝部分にくっついていた金属がまだ付着しています。もちろんここからが職人さんの腕の見せ所です。

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【13】
第一研磨機を使用してまずはティンシャの縁部分を滑らかにしていきます。

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【14】
今度は第二研磨機を使用して、ティンシャの裏面を一つずつ手間をかけながら研磨していきます。


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【15】
こんな感じでティンシャの裏面の研磨も完了しました。ピッカピカです☆

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【16】
最後に表面を第三研磨機を使って仕上げていきます。表面もピカピカに磨かれていよいよ完成です。


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【17】
完成したティンシャがこちら。この後、革ひもを通して実際のティンシャとして使われるようになるのです。
ちなみに、、、
職人のおじさんの笑顔も撮影させて欲しかったのですが、そこは職人気質なので顔出しは勘弁してくれーとのことで残念。。


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【18】
ネパールから出荷してもらい、待つこと数週間。日本に到着したらすぐにスタッフが一点ずつ音質をチェックさせていただいているので、その音色の良さには自信あり!の一品です。


いかがでしたでしょうか。ティンシャができるところって意外と知られていませんよね?実はこうやって手作りのティンシャは皆様のところに旅立っていくわけです。東京ヨガウェア自慢のヨガ用ティンシャの音色をどうぞお楽しみください。

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